以前山車を造らせていただいた横浜市のA町の隣町K.A町の山車を造らせていただく事になりましたA町と同サイズ、仕様の物で、と言う事でしたのでまったくの兄弟山車になりました。無垢のヒノキ造りで清々しく仕上げる事が出来、お祭にもお邪魔させていただき子供達が嬉しそうに山車に乗ったり綱を曳く姿をみると製作した者として嬉しさがこみ上げて来ました。
製作にあたり先ずは山車小屋を造りましたりました、仮設の小屋 ですがナチュラルな感じに作ってみました。 (壊す時には気に入ってくれていた方々から惜しまれました) |
架台は軽トラのシャーシです、この上に無垢の木材を使い伝統工法で山車を造って行きます。 |
柱を建て頭貫等を廻し斗組みを組み上げ桁、棟を上げた所。 |
唐破風、輪垂木を取り付けると山車の特徴的な屋根のラインが見えて来ます。 |
広小舞や登りを取り付け化粧野地を貼りその上に野屋根を作って屋根は完成です。 |
架木を廻して町名の額を取り付けるといよいよ完成。 |
無垢、総ヒノキ造りの山車の出来上がり。ヒノキの良い香りと無垢の木の手触りがとても清々しく気持ちが良いです。