日々のこと

南三陸町

お盆休みを利用して宮城県南三陸町に震災復興ボランティアに行って来ました。早く行かなければと気持ちは有ったものの結局1年半近く経ってやっと行く事が出来ました。夏と言う事も有り南三陸町までに通過した場所も国道の周りは草が茂りその場所が何だったのか?もともと草地だったのか?と錯覚してしまいそうになるのですが良く見ればその中に建物の基礎跡がたくさん残っていて元々は集落が有った事がわかります。ここに生活していた人達はどうなったのか?今の生活はどうしているのか?南三陸町に行くまでの間、宮城県の海沿いを移動しながら何か所もプレハブの仮設住宅を見ました、今回は避難されている方達のお話を聞く事は出来ませんでしたが現地の様子を見て、側溝のヘドロやガレキを掻きだしながら「日本政府は何をしているのか?」と言う気持ちがより強くなりました、日本に「カネ」が無いからと言うのは完全な「ウソ」です。既に震災後だけでも海外に対して10兆円以上の援助をしています、当然全て国民から集めた税金です、それだけの「カネ」が有れば地震、津波で全てを失った人達、原発事故で未だに高濃度の汚染地帯に住まわされている人達をもっと救えるはずです。使い道を間違っています、政治家や官僚達には国民の為にもっと真剣に仕事をしてもらいたいとより思いを強くして帰って来ました。
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ボランティアセンター入り口。
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南三陸町の様子。区画と基礎の跡だけが残っている。
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鉄骨造や鉄筋コンクリート造の建物はまだ少し残っている。
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この土地をどうして行くのか国はしっかりとした計画を
早く示すべきだと思う。
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津波の高さと被害を受けた広大な地域を考えるとあらためて自然の力、恐ろしさを感じました。
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ボランティアに来ている人達は日本全国から老若男女を問わずでした。みなさん気持ちの良い人達で何度も来ている人も沢山いました。