先日久しぶりに建物見学に行って来ました。
とは言っても片方は建築物は何もない石垣山一夜城です。
豊臣秀吉が小田原北条氏攻めの時に築いた城跡で現在は石垣や曲輪、天守台など
土木的な遺構が残っています。
駐車場の桜が満開でした。 駐車場からの石垣山城の全景。真ん中辺りが東口城道です。
東口城道入口の南曲輪石垣。崩れかけているものの石の大きさと高さで迫力があります。
上がり切る直前で直角に曲がる中門跡への東口城道と本城曲輪へ続く城道とても雰囲気あります。
本城曲輪(本丸)奥に小高く見えるのが天守台跡です。 天守台から小田原城方向を見るとこんな感じです。
この方向だけ木を切っても良い気がします。
(他の位置からは小田原城を見る事ができました)
馬屋曲輪(二の丸)から見る本城曲輪の石垣。 井戸曲輪 とても面白い造りでした。
石を割る為のクサビ跡。石を割る作業を体験してみたいです。あちこちに小さくて綺麗な花が咲いていました。
お昼は小田原の老舗だるまでいただきました。
午後は小田原城です。
小田原城は北条氏が造った総構えの城として有名ですが県内に住んでいながら訪れるのは初めてです。
城内に入る前に大通りから見えて気になった鐘楼です。 大手門の石垣の片側を利用して造られているそうです。
ここの石にもクサビ跡が残っていました。
現在天守閣までには大きな門が3箇所あります。堀の向こうに見えるのが馬出門。石積みのアーチが良いですね。馬出曲輪を過ぎて木製の住吉橋を渡ると
銅門(あかがねもん)です。門扉に銅板が貼られている事からそう呼ばれているそうです。
塗り壁の説明が丁寧にされていました。
赤い太鼓橋を渡れば最後の常盤木門です。ここを潜ると間近に天守閣が見えます。
北条氏の頃の小田原城は土の城だったそうで現在の様に石垣の城になったのは江戸時代になってからという事でした。
現存天守は鉄筋コンクリート造ですが江戸時代の図面などをもとに復元されている為バランス良く堂々とした佇まいです。
以前から気になっていた石垣山城と小田原城がセットで見ることが出来て充実した1日でした。
街中にも古い建物や気になるお店がたくさんあったので近々そちらも散策してみたいと思います。